富裕層も貧困層もなく、自然循環の巡りは粛々と進行中｜アトラス株式会社英会話の転職求人採用

141.富裕層も貧困層もなく、自然循環の巡りは粛々と進行中

いよいよ世界は行き詰まってしまったようです。この延長線上にはどんな未来も描けなくなりつつあります。すでに人類の敗北により決着はついたようです。

ありとあらゆる場所、モノ、時間までこと細かく切り刻まれ、所有者が権利を主張するモデルのような国が日本ですが、現在進行形で土地も財産も国が没収しています。一般市民その他大勢は全く相手にされず、学校を卒業した後はその気になって歩く貯金箱にされ、泳がされているだけです。

大企業も同じ論理で動いており、株式の51%以上を持てば実質的に企業オーナーになることができるわけです。法定通貨の円を印刷する日本銀行とは、ジャスダック銘柄の上場企業で民間銀行の一つでしかなく、誰かが51%を牛耳れば良いだけです。

まずは、太らせるだけ太らせ、入札にかけることで世界中の資産を手中に収めた数人の資本家が自動的に地球のオーナーになっています。そうなれば、面倒な国ごとに違う法律など必要と考えないので、TPPが出てきたということです。

このTPPが発効されると、国自体が欧米のグローバル企業資本の傘下に入るようになり、個別の政府に決済権など持てなくなります。つまり、国民の個別の事情などもはやどうでもよくなるということです。

いずれにしろ、すべてをアメリカ議会が決めることになり、気に入らなければ勝ち目のない裁判に持ち込まれるだけです。そこには民主主義はなく、それぞれの国内問題とされることになります。つまり、困りごとは国内で勝手に、利益だけは収奪されるというご都合主義でしかありません。

しかし、経済サイクルである限り、需要と供給があることで消費者は必要です。だから、富裕層の一部需要層は保護され、それ以外は捨てられることになります。主な大企業は日銀に株式を買われているため、自動的に大企業も日本ではなく、アメリカの所有物とされています。事実上、TPP発効と同じなのが今の世界観です。

富裕層だけが優遇される格差社会では、何もかも欧米のグローバル資本家の思いのまま事が進みます。貧困層が生きようと死のうと政治や行政、そして司法は気にもとめていません。日本の政治、行政、そして司法は日本を代理統治するエージェントに過ぎないことから責任など感じないわけです。

富や価値をつくっているのは下層国民です。もちろん、その根源は自然循環の巡りなので自然循環に上も下もありません。地べたを這いずり回り、富を集め、加工し、あるいは栽培し、生産する貧困層は直接エネルギーを受け取る立場にいるはずです。

一方、富裕層は一言で言えば税金を税金で払うご身分であり、彼らの受け取る価値は紙幣換算価値の残骸でしかありません。比較にならない価値の格差が、ある日を境に貧困層を管理する建前をなくしてしまったというわけです。

当然、そのように稼いだ富の再配分はなく、腐敗した富は企業のオーナーに献上されることになり、エージェントのトップはお褒めの言葉に預かるのです。貧困層を虐めれば虐めるほど、富裕層が潤うことで貧困層との乖離は広がる一方です。

それではさすがに不公平感が高まるので、マスメディアを使って世論操作を行うことにされています。実際は自分の首を絞めるしかない勢力を褒めているだけなので、アピールすればするほどさらにボロが出てきています。

残念な事に自然循環と関わりが薄い勢力は、薄っぺらな世界に住んでいる自覚すらないようです。これからも薄っぺらな世界に閉じこもっている限り、富裕層は幸せですが、貧困層はそれとは関係なしに徐々に住み分けを始めることになります。

物理世界とは、水平が保たれているうちは大小の水玉が離合集散を繰り返しますが、水玉が重くなれば、あっという間に葉面からこぼれ落ちるような現象のことです。

地球のオーナーたちは、かつての部下や富裕層を引きづり込もうと最後の悪あがきをしています。エージェントたちは逃げずに自ら飛び込んでいます。そしてそのエージェントにくっつく金魚の糞の大半も道連れにされています。

気づいた時には、上だと思われた仕組みは下になり、天地はすでにひっくり返ってしまっています。まともな人類は、薄っぺらな世界から飛び出しています。思い込みが強い人は、まだうっすらと未練がましく不自由だった時代を懐かしんでいるようです。

2011年3月11日14時46分、私は東日本大震災を受けて東北のプロジェクトは強制終了され、その後は事後処理に追われ、ここまで俯瞰する余裕はありませんでした。しかし、手順を間違えていれば日本は事実上廃棄されたかもしれません。

なぜなら、日本が薄っぺらな強欲支配の軍門に下ったからです。たった100年程度で見違えるほど地球は汚れ、回復不可能の際まで追いつめられています。生き残った人類も完全にシステムに組み込まれています。

代理勢力は今も意味不明な振る舞いを止めようとはしません。止めるに止められないのでこの先も自ら首を絞め続けることになるでしょう。エージェントが躍動すればするほど1%が窒息していくしかありません。

上層に対する下層ですが、実際は下層など存在していません。なぜなら、そこにあるのは絶対的な公平であり、自然循環の巡りに人為的なものはないからです。