英語を使って仕事をするという意味

05.翻訳関係の仕事

    

英語を活かした仕事の代表格といえば、通訳の次に思い浮かぶのが翻訳です。実際に英語を勉強している方なら翻訳者を目指すというパターンが多くみられます。

翻訳と一口にいっても、分野は多岐にわたり、産業や技術、特許、映画ドラマ、法律、文芸、ニュース記事、政治経済、さらに医療翻訳など様々な専門分野翻訳があります。

私の場合、政治や経済などニュース記事の翻訳に長く携わってきましたが、例えばニュース記事などは、毎日マスメディアから配信される日本語記事を翻訳するわけでかなりのスピードや技術が要求されていました。

特に経済翻訳などは金融市場の知識や経済用語、そしてグローバルマクロ(世界的な資金循環)などを把握していないとまったくできないと思います。分野は違っても翻訳という仕事に必ず共通して要求されることは、内容の正確な解釈です。これはどの翻訳分野でも共通する要素になります。

翻訳では、英会話は使わないため、国内で英語を勉強した方でも強みのある仕事ですが、同じ翻訳でも映像(映画やドラマ)翻訳だけは例外です。海外生活の長い方にお勧めで、また、そのような長期の異文化理解の経験がないとできない仕事になります。

英語は勉強してみても、やはり日本人と外国人では感覚が違うため、映像翻訳の分野では帰国子女のほうが有利になります。映像翻訳の場合、セリフを決められた文字数内にセンス良く収めることが要求されます。海外映画の字幕やテロップなどを見ても分かるように、言葉のセンスが問われるのです。

一方、文芸翻訳というのは専門分野ではないため、比較的多くの方が入りやすい分野になっています。実際、文芸翻訳に携わっている方は多く、翻訳された文芸本に面白いと思えるものが少ないのを見ても分かるように、原作者の完成をうまく表現できる翻訳者は少数なのです。

文芸翻訳の場合、ある特定の作家の研究者である方が翻訳した文芸本には、原作者の感性をとてもよく理解した秀逸な翻訳本もあります。翻訳の場合、私もそうでしたが在宅で仕事ができるため、やりたいと思われる方が多くいます。

最後に、私はAtlasマンツーマン英会話の社員でもあるため、英語を使った仕事をサイトで情報発信しています。その他に英語を活かす仕事にはどのようなものがあるのか、仕事に活かせる英語についてなどこだわった内容を日々お伝えしています。

私が従事している語学カウンセラーの仕事について、適性や仕事内容など過去にアルバイトも含めて経験したことのある仕事(英会話講師、通訳、翻訳)などについても詳しく書いています。

英語を使った仕事をしたい方であれば、生の仕事情報を知りたいというニーズがあるということで、今後は情報を精査してまとめていきますので、ご覧になってください。色々と広く情報収集していただけるはずです。

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