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企業理念会社沿革
第1章 Atlasマンツーマン英会話の歩み

最高責任者(CEO)になったピーター・ヨネナガ氏

2002年にはカフェでマンツーマンレッスンを受けられる講師派遣型システムを始めたピーター・ヨネナガ氏。今度はもう少しビジネス的にことを進めたようである。ピーター・ヨネナガ氏個人の資金で資本金1000万円のアトラス株式会社の法人登録をし、札幌の中心地・大通のオフィス街に教室兼オフィスを構えた。記念すべきAtlasマンツーマン英会話一号店である。部屋の賃貸契約を結んだのが2002年のことである。

契約面積25坪。生徒募集はピーター・ヨネナガ氏自身でホームページを作成し、手作りのチラシを街頭に立って手配りした。こうして集めた生徒で口コミ・紹介のマーケティングを始めた。社長とか、経営者とかには特に興味があまりなかったようだが、法人登記をするにあたり、自分の名前を書くしかなかったという。

聞くと、ピーター・ヨネナガ氏の中には、社長願望はゼロだったようである。ふとした話から、あれよあれよという間に、いつの間にか自分が社長になっていたようだ。

25坪であれば、レッスン用のテーブルとチェアーを10セットほど置けるかどうかである。この小さな英会話スクールにはすでに、今日のAtlasマンツーマン英会話を彷彿させるいくつかの特徴があった。

それは、一人で毎日、どのようにやっていこうか考えていたことでわかる。当時から英会話ブームによりたくさんの英会話スクールがあったようだが、グループレッスンが主体のスクールを研究して、という発想はなかったようだ。

ただ、自分たちがこうやったらいいのではないか、と思う方法でやっていこうと決めていたようである。それはアナログ的な手法も大事だが2002年当時のグーグルやヤフーなどのWebマーケティングをよく研究していたようだ。自社のホームページを主体に周辺のサテライトコンテンツを充実させていく手法はアメリカで学んだ考え方であったのは当然のことではある。

普通、経営者になれば、いやでも儲けを出さなければとか、もっと事業を大きく育てていこうという気持ちになってくるものである。しかし、Atlasマンツーマン英会話はどこか違っていたようだ。

彼自身、アメリカでの生活が20年を超えていたため、どこか日本人離れしていたのかもしれないが、当時の外国人インストラクターにしてみれば日本的な頑張る精神構造はまったく理解できないことを彼は理解できていたことになる。だから、とにかく楽しく英語のマンツーマンレッスンを受けて上達していく、そういうシステムを考えていたようだ。

それから、もうひとつは高額なレッスン料を取りたくなかったようだ。これも強いこだわりがあったようで、レッスン料金については大手英会話スクールのものを調べたようだが、もうビックリするくらい高いのが不思議でしかたなかったようである。これだけ高いレッスン料金を納めるんだから、必死に勉強しなくちゃ損、という作戦なのかと思わせるのが大手英会話スクールの心理的戦略だと思っていたようである。

少し皮肉にも聞こえそうだが、ピーター・ヨネナガ氏の口調はそうした嫌味はまったく感じない。自分が生徒だったら、行きたくなるような英会話スクール。それが、ピーター・ヨネナガ氏がつくろうとした英会話スクールだったのだろう。現に、大手英会話スクールのマンツーマンレッスン料金が40分で約7,000円程。グループレッスンで2,500円程だ。

グループレッスンで60分2,500円というのはグループレッスンと同じ料金でマンツーマンレッスンが受けられるという料金設定は今でも画期的だといえる。よく考えて出した一つの方法だったのである。

シリコンバレーから事業スタートしたピーター・ヨネナガ氏

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60分2,500円以内でマンツーマンレッスンを毎回払いで合理的に効率よく