企業理念 プラウト主義型企業を目指してAtlasができる未来のための社会貢献
プラウト主義(進歩的活用理論)社会とは? ①

 

新社会構築方法。脱成果主義企業があらゆる社会問題を解決する

 

プラウトとは、インド人哲学者・社会改革者サーカーのネオヒューマニズムの哲学とスピリチュアルな人生観に基づいた新しい社会経済理論であり、誰も傷つけずに皆のために世界を快適な場所にすることを目指しています。

生産的で、環境にやさしい行動で効率的にそれらを利用し、物質的な部分を残しつつも、精神的で、スピリチュアルな次元を統合していくものです。要するに、プラウトとは現在の資本主義や共産主義及びその経済学に対する代案でもあります。

理論は経済学だけにとどまらず、個々の、そして集合的な存在の全体を含んでいます。物質的で、教育的で、社会的で、政治的で、精神的で、文化的で、スピリチュアルです。それは、これらの面のそれぞれが釣り合いが取れ、健康な人間をサポートするために発展させられなければならないという考えを持っています。

 

したがって、それはその主要な価値を、ネオヒューマニズム、善を考慮する人生観、およびすべての生きた生き物の幸福と共有していきわけです。

 

資本主義の“富の集中と貨幣の回転の阻害”の克服

 

サーカーによれば「資本家の心理は貨幣の回転から利益をあげることにあり、貨幣の投資が期待するほどの利益をもたらさないと見れば、投資を引き上げ、貨幣の回転をストップし、不活性になる。そこには、投資、生産、収入、購買力がなく、この事態は危険であり、商品の購買力が低下するほど事態は深刻なものとなる。

経済の領域においては2つのことが非常に重要。第一に、貨幣の循環を維持しなくてはならない事で、貨幣が購買力として活用されないときや滞留したままであるとき、経済はダメージを受ける。第二は、貨幣が経済的な均衡と安定を図る能力を失うと富の不均衡を引き起こすということ。この2つの根本的な要素を少しでも忘れると、世界規模の経済恐慌が起こる。

もし国家資本主義が搾取する事を追求せず、一人ひとりの個人の収入を増加させるならば、私たちは国家資本主義を称賛せざるを得ない」

現在の資本家とは、国際的な投資家、機関投資家(その実態は投機を行っていて、どちらも実際は投機家、機関投機家)ですが、このような投機勢力がヘッジファンドなどで投機を行い、資金が供給され、バブル経済になりながらも潤っていました。

しかし、投機が儲からないと見るや、一斉に資金を引き上げ、バブルがはじけ、東南アジア各国に深刻な経済的ダメージを与えました。 日本も1980年代頃の土地投機によるバブル景気の発生とその崩壊によって、失われた15年を経験したことなどもこれが現れた例です。

サーカーは投機の害悪性には触れませんたが、その弟子の世界的経済学者ラビ・バトラは自身のいくつかの著書の中で投機の害悪性について触れ、投機を排除する政策をプラウトに加えています。

このような資本家に富が集中する社会であればあるほど、貨幣の回転に繋がる投資や購買行為の有無の経済的影響力は大きくなっていき、投機などによって富が吸い上げられ、常に低い賃金水準に置かれている一般大衆(労働者)の購買の経済的影響力は小さくなっていき、貨幣の回転は投資家次第という側面が大きくなるわけです。

しかも、彼らはその地域が必要だから投資をするのではなく、投機で儲かるから行っているだけです。そして儲からないようになれば一斉に投資を引き上げ、それが貨幣の回転を不安定にさせ、不確実にしていきます。そして、バブルや不況や恐慌の原因になるわけです。

その解決策として、プラウトは一般大衆(労働者)の購買力の強化のために、最低限の生活必需品と最大限の快適性の保障という政策をネオヒューマニズムの観点からも行い、そして、富の分配方法は必要性や福利にもとづいた合理的分配という方針の下で行うというわけです。

 

最低限の生活必需品と最大限の快適性の保障

 

プラウトは、人々が霊性的、精神的、物理的に成長するための一定のニーズが満たされていなければならないと考えています。 プラウトはこれを、人々が社会の総体的な発展に寄与するために必要な基本的なブロックとみなしています。

地域の政府が100%の雇用を保証し、現実的に各基本的な必需品の提案された最小限の量の購入のために十分な資金を提供した最低賃金によって伴っているなら、誰もがそれらの基本的な必需品を購入することができるはずです。人々を生産的な雇用に置くことによって、プラウトは人々の自信とやる気を起こさせる事を目指しています。

プラウトは、本当に働くことができない人々に分配されるための福祉小切手を考慮しています。地域の政府は、適用可能なそれらの正確な資格を、福祉小切手を受け取ると決定することについて責任があるというわけです。

 

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